株式会社Waquaと伊藤忠商事株式会社によるフィリピン共和国/再生可能エネルギーを動力とする自律分散型海水淡水化装置による水インフラモデル調査事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択
2025.08.27
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株式会社Waqua(幹事、本社:沖縄県うるま市、代表取締役社長:柳瀬善史)と伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太)は、2025年8月1日、フィリピン共和国/再生可能エネルギーを動力とする自律分散型海水淡水化装置による水インフラモデル調査事業が、経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたことをお知らせします。
この度、採択された事業は、フィリピン共和国における、小型海水淡水化装置の特徴的な技術を活用し、再生可能エネルギー(主に太陽光)と組み合わせた水インフラモデルの実現を図る。装置は、国内での災害時の利用実績があり、その高い耐久性とコンパクトさ、再生可能エネルギーによる駆動性が評価されており、本調査では対象国に当該装置を導入した際の社会的受容性、技術的適合性、制度的整合性の検証を目的としています。
*令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金
(小規模実証・FS事業)特設HP: https://gs-hojo-web-fspoc.jp/index.html

株式会社Waquaは、「水と環境の課題解決を通じて持続可能な社会をつくる」ことを使命とし、災害被災地や離島、開発途上国など水資源確保が困難な地域に、小型で高性能な海水淡水化装置や循環式手洗い機を提供。安全な飲料水と衛生環境への公平なアクセスを実現し、地域社会の健康と暮らしを支えています。さらに、再生可能エネルギーと組み合わせた省エネルギー型浄水システムやIoTによる遠隔管理により、脱炭素化と地域レジリエンス強化を同時に推進。気候変動や災害リスクに直面する地域に、人々が持続的に安心して暮らせる基盤を提供しています。
Waquaは、本採択を活用して、引き続き国際機関や自治体、企業との協力を深め、人道支援・地域インフラ整備・環境保全を一体的に推進します。 これにより「誰一人取り残さない」持続可能な未来の実現に貢献してまいります。